東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了、理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て、現職。脳活動からの意識の起源の究明に取り組む。2005年、「脳と仮想」(新潮社)で第4回小林秀雄賞を受賞。2009年、「今、ここからすべての場所へ」(筑摩書房)で第12回桑原武夫学芸賞を受賞。近著に「クオリアと人工意識」(講談社)。IKIGAIに関する英語の著作が、世界31カ国、29の言語で翻訳出版される。2022年4月には、二冊目の英語の著作The Way of Nagomi(「和みの道」)が出版された。